(古詩詞-64) 【秋日湖上】
『秋の日に太湖で遊んだときの作』。
落日五湖遊,烟波處處愁。
浮沈千古事,誰與問東流。
浮沈千古事,誰與問東流。
乗った舟の浮き沈みから 人の世の浮沈に思いを致し、東流する水に、過ぎ行く時を感じた詩。
作者:薛瑩:中唐詩人。
《賞析》
五湖應指太湖及附近小湖,在落日餘暉下遊太湖。夕陽照射在湖面上,水波蕩漾,勾引無限愁思。人生與古今歷史如水波浮沉,成功失敗交替。能與何人共問東流之水流向何處。
《英譯》
At last
sunset, I am boating on the Ta ihu Lake.
The
smoke and ripple on the lake cause people to feel sorrow.
Just
like history in the long past, man’s life is glorious, and then deceases.
Who can
I ask toward where the waters of the lake are running east?
《日譯》
「落日五湖遊」:夕陽が射す頃に、太湖で気ままに過ごした(が)。
「落日五湖遊」:夕陽が射す頃に、太湖で気ままに過ごした(が)。
「烟波處處愁」:靄(もや)のたちこめた水面は、方々、もの悲しげである。 烟波:靄のたちこめた水面。また、遠く広い水面が煙ったように波立っているさま。
「浮沈千古事」:栄枯盛衰の歴史が昔からおこった(が)。
「誰與問東流」:(過ぎ去った時の出来事を)いったい誰とともに、東に流れ去る水の流れに尋ねれば(よい)のだろうか。
Justin Lai 編
11/11
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